今日、30歳を過ぎると仕事が見つかりにくい時代です。定年(56〜60歳)後、年金も低く、仕事もなく困っている人が大変多く見られます。また、生計のために働きたい人も増えています。
ますます高齢化社会が進み、生活のために働かなければならない「中・高」年者の問題は深刻化するでしょう。
(企)青森県中高年雇用福祉事業団は、国や地方自治体の対策や協力を求めると同時に、仕事を求める人々が自ら力を合わせ、良い仕事をし、少しでも明るい街づくりに参加してゆくことを目指してつくられたものです。
「失業」という今日の社会経済制度が生み出す矛盾をなくすためには、どうしても国、県、市町村などの理解と協力が必要です。
地域の人々の協力を受け、自分たちの仕事が、街のためにも役立つことは、生きがいにもなります。
「労働」働くことの意味は、人間としても、一人一人にとっても、軽いものではありません。働くことは、「一人ぼっち」をなくし、人と人の関係を強めます。
私たちは、こうした思いをもって中高年者や失業労働者の「雇用の確保」「誠実な仕事」「よりよい街づくり」「共同して行う地域に役立つ仕事への参加」などを目指して取り組んでいます。
市民の皆さんのあたたかい理解と協力をお願いするものです。 |